結婚式には花束を

昨日、義弟の結婚式であった。

妻は出席出来ず、代わりに娘を連れて行った。


人前式であった。

賛美歌と祈り、祝福の光に包まれていた。

披露宴もまた、

晴れやかさと和やかさに満ち溢れていた。



帰りの車中で娘は繰り返す。

綺麗かったね。

美味しかったね。

ウエディングドレス着てみたい。

早く結婚式してみたい。



うろたえ汗ばむ自分を抑えながら、

平静を装い、普段通りに言い返す。

中学生が、なに寝呆けたこと言うか。

お前に何か出来るのか、十年早いな。



娘をけなし、おちょくりながら、未来を想う。

いずれ、何処かのクソ野朗に嫁いで行くのだろう。

その時、あの新婦の父親のように、

平静と笑顔を保っていられるのだろうか。



新婦の父親は終始、目を閉じていた。

悲しさではなかろうと思う。

嬉しさでもなかろうと思う。

溢れ来る寂しさを抑え込む

父親の意地なのだろうと思う。



父親って何だろうか。

私の妹が嫁いだ時、私の親父はグショグショに泣いた。

見苦しく情けなく思ったが、今では分かるような気がする。


父親って何だろうか。

娘の盾になって死ぬのなら、それでいいと思う。



父親って、馬鹿だね。




2008/02/12

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妻は入院中のため欠席し、
息子も連れて3人で出席しました。

息子は、
食べ物が美味い。飲み物が美味い。デザートが美味い。
で、終始していました。

娘は、
覚えたての写メールをコメントも付けず、
沢山、妻宛に送信していました。




世の中には最強のイキモノが2匹いる。
一匹は、息子のために何回でも死ねる母親だ。
一匹は、娘のためなら何人でも殺せる父親だ。

誰かが言っていたように思いますが、
私に異論はありません。




さて、今回で親子漫談はいったん終了し、休憩をはさんだ後、
時間を遡り、少し趣きをかえた夫婦善哉を開演したいと思います。



それでは、失礼…。





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